2015-05-20 第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第10号
愛知県は平成二十六年で一万六百トンのアサリの漁獲量がありますけれども、これは全国のアサリの漁獲量一万九千三百トンの約五五%を占めて、国内で第一位のアサリ生産県となっております。
愛知県は平成二十六年で一万六百トンのアサリの漁獲量がありますけれども、これは全国のアサリの漁獲量一万九千三百トンの約五五%を占めて、国内で第一位のアサリ生産県となっております。
政府参考人に最初に伺っておきますが、アサリガイの産地の表示が最近社会問題になってきておりますが、我が国のアサリ生産を見ると、一九九〇年に七万トンを超えていたのが年々減少して、一昨年の統計で五万トンを切っている。反対に輸入量の方は、一九九〇年の三万トン余りだったものが、二〇〇〇年の約七万六千トンをピークにして、若干今は減っているようですが、明らかに輸入の方が国産を上回っている。
また、一色干潟の漁業生産高、水揚げ量というのがアサリ生産などで年間五十億円。つまり浄化機能と生産機能を合わせると、一色干潟の価値というのは一千三百億円になる。仮にこの干潟と同程度の干潟を造成するとすれば、必要な経費は試算で七十七億九千万円。干潟の造成費は下水道施設建設費の十一分の一の費用でおさまるというふうにされております。